2005-08-28 深紅 またまた野沢尚さんの小説です。 買ってすぐ読んじゃいました。 いいねー。 この人は人間の内面を描くのがうまい。 特に心に傷を持つ人だとか、歪んだ妄念を持っている人だとか、犯罪者であるとか。 そしてこの人がそういった人たちのことを描くと、妙に怖い。 怖いだけじゃなくてどこかで共鳴させられて引きずり込まれる。 そんな文章を書くのが野沢さんだと思います。 と言ってもまだ4作しか読んでないんですけど。 うん、いいよ。