深紅

またまた野沢尚さんの小説です。
買ってすぐ読んじゃいました。
いいねー。
この人は人間の内面を描くのがうまい。
特に心に傷を持つ人だとか、歪んだ妄念を持っている人だとか、犯罪者であるとか。
そしてこの人がそういった人たちのことを描くと、妙に怖い。
怖いだけじゃなくてどこかで共鳴させられて引きずり込まれる。
そんな文章を書くのが野沢さんだと思います。
と言ってもまだ4作しか読んでないんですけど。
うん、いいよ。