恋は盲目

とはよく言ったもので。


今日はジョナサンにて問題集とかやってたんですけど。
習ったのなんて遥か昔の話なんで、ちょっと思い出すのに一苦労。
で。
ファミレスでノート開いてカリカリするのは全然抵抗ないんですよ。
この時期は結構同じような人がいるし。
騒音だって別に、そう大きな音でなければ気にはなりません。
しばらくすると、隣の席にカップルが座ったんですね。
まあカップル自体は珍しくも何ともないわけで。
とりとめもない会話をしてるんですな。
耳には入ってきますが特に気になるわけでもなく、勉強に勤しんでいたわけです。


ですが。
数分すると、なあんか変な話になっているじゃないですか。
何かお互いの恋愛観とかを語り始めちゃったりしてるんです。
盗み聞きをしていたわけではないんですが、何となくそういう話だと聞いちゃうのが人の性ってもんで。


女曰く「自分のことを凄くよく理解してくれる人は『いい人』止まりで、彼氏には出来ない。」だとか、男曰く「彼女に母親の顔されるともうダメだなあ。かなわないって思っちゃう。」だとか、おーおー、恥ずかしげもなく熱く語っちゃってるわけです。
女「人を好きになると、何であんなに力が湧くんだろうね。なんか、地球の裏側が近くなるって感じ。」
男「地球の裏側が近くなる・・・か。いいね、その表現」


ノックしてもしもぉーし!
人のいるところでは恋愛観なんて語るもんじゃないぞぉー!?
恋愛中はいいけど、ちゃんと周りを見てないと巨大な巨大な恥爆弾になるぞー?
そして成長したそれはもう、思いもよらず、とんでもないところで爆発してしまうものなのです。
そして、もしそうなったら一生分の恥をかいてしまうわけです。
それはそれは辛いものなのです。
ええ、往々にしてそういうものなのですよ、ダンナ。
恋は盲目、なのですよ。


と、独り者のワタクシが申しておるわけですな。
ふぉっふぉっふぉ。
もっと話を聞いてこようかとも思ったのですが、流石に趣味が悪いので早々に退席してきました。
帰り際、ドアを開けたら何故かジョナサンの店先に犬がいました。
食事をしている飼い主を待っていたのでしょうか。
利口なもので、ちょこんと座り、それは静かに待っていました。
すごいなあ。
実家で飼っていた犬ではちょっと考えられないです。
立派なもんです。
犬欲しいなあ。
犬っつうか小動物が欲しい。
飼いたいね。
一人身じゃあ難しいですが。
以前、ペットショップでリスザルを見たんですけどあいつもいいですな。
手を握ってくるんですよ。
檻の隙間から手を伸ばして。
可愛いですねえ。
でもこの部屋で飼ったら臭そうだ。
夏とか大変そうだ。
世話とか掃除とかも大変だ。
死んだ時が一番大変だ。
なので、しばらくは動物は要らないかな。


何の話だっけ?