自分色

引越しの準備がまだ終わっていないというのに、
次の日の授業に備えて千葉へ向かう。
姉が近くにいるのでそちらでお世話になる。


しかし移動に3時間かかるとやはり身体に堪える。
こんなに短期間で何度も往復すると疲れる。
移動時間というのは非常に辛い。
私は何もしないでいるのができない性質なのだ。


そんな時に私が行うのは人間観察である。
電車の中、バスの中、通行人。
実に様々な人がいる。
男、女、老人、子供、若者、中年、外国人。
笑っている人、眠っている人、立っている人、座っている人。
しかまくん。
十人十色どころじゃない。


何かこうやって様々な人の姿を見ていると、自分もこれでいいのだなぁ、と思えてくる。


自分色。
自分にしか出せない色。
それをどんな色にするかは自分次第。
どんな色でも出せるっしょ。
どんな色でもいいんじゃない?


少しだけ詩人風。